97年8月2日(土曜日) 日立港

今日は家内の劇の公演日で、昨日に引き続き昼過ぎに自宅を追い出されます。昼間から釣りは暑いので、今まで行ったことのない涸沼を見学してから日立港に向かいました。今日の目当てはボウズ覚悟のマゴチ釣りです。

まず5時頃に久慈漁港に入り、湾内で餌用のハゼ釣りです。私はマゴチ釣りの餌には5センチから7センチくらいの活きハゼが一番と信じているのです。小さいハゼを狙う為、針も小さくして狙いますが、結構針掛かりし難く、10匹釣るのに1時間近くかかってしまいました。このハゼをブク付きのポリタンクで生かしたまま運びます。

さて、マゴチ狙いに選んだ場所は日立港第一埠頭の先端です。ここでマゴチが釣れるとはどこにも書いてないし、聞いたこともないのですが、対岸の沖堤防で釣れており、埠頭先端部の底は砂地なので期待が持てるのではと、ここに決めました。準備した餌は先ほどのハゼとサンマの身餌です。

先端右角には既に釣り人がいたので、左角に入ります。そこにも人がいたのですが、どう見ても夜釣りスタイルではなかったので、きっと帰るだろうとの見込みです。案の定暗くなり始めたところで帰り支度をし始めました。その方の釣果はチャリコとシャコでした。

暗くなったところを見計らって、1本針のぶっこみ仕掛けに半分ははぜ、半分はサンマを付けて、5メートルから50メートルくらいまでの範囲に投げ分けます。竿の先端には鈴とケミホタルを付けて、完全な待ち釣りスタイルです。しかし待つ余裕もなくハゼ餌の竿にアタリです。思わず期待して竿を取りますが、異様に軽い感触です。上がってきたのはドンコ。やはりドンコは活き餌も食うんですね。しかし折角の活きハゼをドンコに食われるのはちょっと悔しかったりします。

さて、次のアタリもドンコです。その次の当たりは少し手応えがあったのですが、これはアナゴ。まあ、マゴチの身餌釣りでアナゴは税金みたいなものですから仕方ありません。アナゴが釣れると言うことはマゴチも居る可能性があると言うものです。

で、結局1時まで粘ったのですが、予定通り?、マゴチは釣れませんでした。釣果はアナゴ3匹、ドンコ3匹です。まあボウズ覚悟だったので、お土産があっただけでもよしとしましょう。

この1回だけで、ここはマゴチは釣れないとは言えませんので、どなたかぜひ挑戦してみてください。アナゴであれば結構釣れます。右角でも釣れていました。また左側ではイシモチも釣れていました。

私は次回のマゴチ狙いは別の場所でする予定です。場所は・・・現在検討中・・・