97年8月15日(金曜日) 鹿島港

今日は午後休みをとって、喜多先生と鹿島北新堤再挑戦です。1時半に筑波の上州屋で待ち合わせをして、途中コンビニ等によって堤防に着いたのが3時半。早速堤防に入りますが、途中でアジが釣れているのを目撃。しかしその他はあまり釣れていないような雰囲気です。ともかくテトラ崩れのあたりまで行き、内側向きに陣取ります。

「あゆみ、何する?」

「トリックサビキ」

「ここでトリックサビキやったらフグだらけだぞ」

「フグでもいい」

「じゃあさ、投げトリックサビキにしない?」

「パパ投げてくれるならいいよ」

ということで、アジのサビキ仕掛けの針1本ずつにオキアミを付けて15mほど先に投げ込み、最近買ったディレクターズチェアにドンと座り込んだあゆみに竿を渡します。あゆみは完全に大名釣りモードです。

「おい、引いてるぞ。」

すぐに当たりがあり、あゆみが慌てて巻き上げますが、上がってきたのは15cmほどのフグ。その後もぽつぽつ引きますが、全てフグです。喜多先生の方の投げサビキにも何も来ません。

「パパ、カニアミやる。」

フグ釣りに飽きたあゆみは、かに取りに熱中し始めます。内側にいるのは赤いカニ(マガニと呼んでます)で、ヒラツメガニではないのであまり美味しくないのですが、それでも採れるだけマシです。私の方は投げサビキを続けますが、フグ以外は全く駄目です。

夕方になり、暗くなってきたので明かりを点すところが出始めます。見に行くと前回と同じくタチウオの姿が見えますが、釣れてはいません。この頃喜多先生の竿に本日初めてフグ以外の魚が掛りますが、針はずれで逃げられます。結局私の方は完全ボウズで8時過ぎに納竿としました。

釣果はありませんが、カニは6匹採れたので、美味しい味噌汁が出来ました。