98年4月11日(土曜日) 鹿島港その他
先週ドンコを釣りすぎたので、きむさんの家ではドンコ持ち帰り禁止令が出たとか。で、今週はイシモチが食べたいということになって、イシモチを求めてさまよう事にしました。
最初に行ったのは鹿島灘の突堤。天気も良く、波も無く、ここでの釣りには最適の天候でした。で、8時から10時頃まで、アイナメとイシモチの両方を狙って色々試したのですが、全く当たりなし。どうも砂が溜まって底が浅くなっているようです。アイナメも移動してしまったかも知れません。悲しいなあ・・・
次に南浜を覗きに行きます。沢山の人が釣りをしていますが、釣れている姿は見えません。ここは見学だけ。
南堤付根の浜は一人しかいません。もちろん釣れていません。
釣具屋で釣れているという情報のあった日川浜に行ってみますが。角は工事中だし、浜はサーファーでいっぱいで、釣りになりません。
波崎の体育館下堤防も見に行きましたが、イシモチが釣れる雰囲気ではありません。ここも竿を出さず、結局銚子に行く事にしました。
銚子では、まず伊豫さんの釣り情報にあったウオッセ前の港を覗きますが、誰も釣れていません。黒生漁港に行くと、沢山の人が釣りをしています。でもやはり釣れている雰囲気ではありません。あまりの快晴・無風で、魚が出てこないようです。
犬吠先を回り、長崎鼻を越え。ついに到着したのは犬若港。とりあえずここで竿を出す事にしました。時間はもう1時です。昼食を取りながら2時間ほど竿を出しましたが、全く当たりなし。周りを見て回ると、穴釣りの2人がドンコを1匹釣っています。他は全然駄目なようです。きむさんは堤防上でお昼寝のようです。私もお昼寝したかったのですが、タイミングを逃しました。
結局釣れないので帰ろうとしたところで、始めての魚、ドンコです。今日初の魚ですが、今日最後の魚になる可能性も高いので、とりあえずこの15センチのドンコと記念撮影です。このドンコ君は撮影後海に帰っていただきました。
結局4時前には竿をたたみ、鹿島に戻る事にしました。夕方の南浜に最後の望みをかけます。
南浜につくと、ある一角に沢山の車が止まっています。堤防の上から見ている人もいます。早速堤防に登ってみている人に話を聞きます。
「どうですか?」
「今、入れ食いだよ。ほら、ここだけ。反対側は全然釣れてないんだよ。」
確かにイシモチが次々に釣れています。サイズは25センチくらいが中心ですが、最大で40センチ近いものもいるようです。慌てて我々も参戦する事にしましたが、当然場所がありません。ただ、ほとんどの人は浮き釣りですが、我々は投げ釣りなので、ちょっと遠くからでもポイントに入れられます。とりえず投げ竿を1本だけ準備して横側の岸壁に入りました。
しかし入ってみて分かったのは、釣れているのは10メートル四方ほどの範囲だけ。そこに泡ができていて、その下にイシモチがいるようです。そして、そこに数十人が仕掛けを入れている状況です。投げ釣りの人もいて、斜めに投げているので我々ともお祭りします。結局数投試しただけで、ここでの釣りは止める事にしました。
その後、南浜の別の堤防で竿を出しましたが、釣れたのはやっぱりドンコだけ。結局夕暮れとともに納竿して筑波に戻りました。やはり最初から放浪の旅を予定した釣りは、腰が落ち着かないので駄目ですね。今日一日できむさんは230キロ以上運転したわけで、ご苦労様でした。結果的にはイシモとは釣れませんでしたが、イシモチ入れ食い状況を見たので、釣れ始めるのももうすぐでしょう。
来週は北方面に行く予定です。多分大洗か平磯の磯場初挑戦です。磯場でのぶっこみ釣り。釣れるかな?