98年5月9日(土曜日) 鹿島港

今週は鹿島北新堤防の偵察が最大の目的です。昨年の様子からすれば、そろそろサバやアジが来ていてもいい時期です。とりあえず投げサビキとソイ向け身餌仕掛けを準備して北新堤に向かいます。今回は夕方から夜にかけての釣りも計画しているので、ゆっくり目の午後1時出発です。980509p1.gif (30864 バイト)

北新堤到着は午後2時半すぎです。堤防上には余り人がいません。ということは釣れていないのでしょう。私はとりあえず投げサビキと投げ釣りのしたくをします。投げサビキはアミコマセを詰めて内側に投げてみますが、全く当たりはありません。投げ釣りは身餌をつけて外側です。しかし今日はドンコのあたりさえありません。きむさんもソイを狙って責めますが、全く釣れないようです。

結局2時間近く粘って、ここをあきらめることにしました。釣れたのは、ほったらかしにしておいた投げサビキにかかったサッパ1匹でした。

6時前にここを引き上げ、南浜のイシモチを狙いに向かいます。到着してみると車の山です。この時期、ここのイシモチ以外はほとんど釣れていないので、このあたりの釣り人がすべて集まったかのような人数です。とりあえず北から順番に見て回りますが、今日はあまり釣れていないようです。少なくとも入れ食いの場所はありません。どの突堤もポツポツ釣れているという状況です。

結局慣れたいつもの突堤にとりあえず入ってみます。南側の数人だけは釣れているようです。われわれは北側で狙ってみますが、全くあたりが無いまま時間が過ぎます。8時過ぎについにあきらめようと、竿を縮めてきむさんの様子を見に行くと、ちょうどあたりがあったところです。しかし乗りませんでした。

「あと15分待って。今のが当たりなら、15分以内に釣れるはずだから。」

「じゃあ、僕もやろう」

ということで、再開です。私の竿にも一度だけ当たりがありますが乗りません。魚が小さいようです。きむさんは小型のイシモチを1匹釣りました。どうも足元近くで当たるようなので足元を狙っているところで、家内から電話です。で、電話で話しているうちに、根掛りをしてしまいました。結局浮きごとロストです。

「きむさん、切れちゃったから、車に戻って糸通してくるね。これインターラインだからここじゃあ出来ないんだ。」

「うん、わかった。しばらくしたら行くよ。」

私のほうは車に戻って、糸通し用のワイヤーを探しますがありません。何とか通らないかと、直接通しているところにきむさんが帰ってきました。

「どう?釣れた?」

「だめ。あたりが続く感じでもないから、やめてきた。」

「じゃあ、他の突堤に行こうか。」

ということで、さらに南を偵察して回ります。途中ある突堤では、竿を盗まれたおじさんがいて叫んで回っていました。みなさんも夜釣りのときは気をつけましょうね。

結局全ての突堤を見て回ったのですが、あまり良い突堤は見つかりませんでした。イシモチは気まぐれで、日によって釣れる突堤が違うようですね。結局、「良かったけど止まった」と帰りがけのおじさんが言っていた突堤に入ることにしました。もちろんそこも人がいっぱいで、入る場所はあまり無いので、突堤の先端です。

釣り始めると、きむさんが早速釣ります。その後もポツポツ。私の方は、しばらく釣れませんでしたが、それでも少しづつ釣れ始めました。しかし先週のような入れ食いではなく、しばらく待ってやっと1匹と言う感じです。

980509p2.gif (32052 バイト)結局1時過ぎまで粘って、10匹釣って帰ることにしました。25センチ超は5匹で、後の5匹は小型です。本当にあたりが少なく、小さかったので、疲れました。あたりが少ないときは、赤イソメより青イソメの方が格段に良いようです。私は途中で青イソメが無くなったので、あたりが遠くなり苦しみました。

今回はあまり釣れなかったので、相当疲れました。また釣れるようになるかなあ・・・それとももう終わりかな。