99年11月13日(土曜日) 鹿嶋港
いつも通りシマダイ
今日はきむさんが愛娘の優香ちゃんの七五三で実家に帰っているので、単独です。私自身体調が悪かったのですが、寝てるより釣りをしている方が元気になりそうだったので、釣りに行くことにしました。
今回はやはりカワハギです。となると、鹿嶋某堤リベンジしかありません。カワハギなら昼間しか釣れないので、ゆっくり出発でもよかったのですが、来週はフッコを釣りたいと思っており、その可能性を探るためにも暗いうちに堤防に行くことにしました。
堤防到着は午前3時頃です。情報通り、中門は一部壊れていました。おかげで一人でも難なく先端まで行けます。先端手前の私の好きな場所に着いたのは3時半すぎでした。
まずフッコを狙ってぶっこみ竿を3本だします。それから、ウキ釣り仕掛けも出します。しかし、フッコの姿は見えません。投げ釣りのほうには20センチに満たない小型のイシモチがほぼ入れ食いです。この状況ではフッコは駄目だろうと判断し、はやばやと諦めました。
さて、明るくなり始めたので、カワハギ狙いの準備です。ちょうどその頃、M・Tさんも到着です。
「あ、おはようございます。」
「おはよう。ここで釣る人は少ないから、そうじゃないかと思ったんだ。釣れますか?」
「まだ棚を合わせているとこですよ。」
「今日はきむさんは来ないの?」
「ええ、きむさんは娘さんの七五三なんですよ。」
「ああ、その頃が一番かわいいよね・・」
などと、話ながら、二人でサビキ釣り開始です。すぐに釣れたのは、いつも通りシマダイ。時折10センチほどのアジも混じります。この2種類しか釣れません。シマダイも20センチを超える型は稀で、殆どは15cm以下のサイズです。
投げ釣りのほうはイシモチしか釣れないので、場所を変えて再開しましたが、今度はヒトデの猛攻で、何も釣れません。MTさんのほうも、投げ釣りはアナゴの猛攻に苦しんでいるようです。今日の堤防は天気も良く最高の気分だったので、釣れなくてもいいかなという気分になります。
ウマヅラ登場!!
しかし、遂に来ました。シマダイとは明らかに違う引きで上がってきたのはウマヅラです。それも30pという良型で、きももたっぷり入っていそうです。
「やったねえ。」
「ええ、やっと釣れました。」
「写真とってあげようか。」
「あ、お願いします。」
ということで、M・Tさんに写真も撮影していただきました。
その後、M・Tさん始めまわりの方も、ポツポツウマヅラを釣りますが、数は出ませんでした。
さて、10時頃、突然私の三脚が倒れ、竿が2本海に落ちます。どうもかなり大型の魚が掛かって、竿を引っ張ったようです。M・Tさんと、もう一方が掛けつけてくださって、何とか竿は回収しましたが、正体不明魚は去った後でした。多分エイかサメだとは思いますが、ちょと見てみたかったですね。
カレイ、そしてアイナメ
11時を過ぎ、M・Tさんは先端に移動して行かれました。私はそろそろ帰ろうかと、殆ど世話をしなかった投げ竿をあげてみると、その一つにカレイがついています。これを見て、あわてて全ての竿に新しい餌をつけて投げ直します。
しかし、カレイはもう去った後のようです。仕方がないので、1本ずつさおを片付けます。最後の2本になった所で、魚の手応え。姿を見る前から分かる、アイナメのクイクイという当りです。水面に上がってきたのは、先々週に某所で逃がしたサイズに匹敵する良型です。あわててタモを持ってきて入れたのは、40cmのアイナメでした。
このアイナメで打ち止めとなり、納竿しましたが、結構色々な魚が釣れて楽しい釣りでした。鹿嶋港全体でイシモチが釣れているようで、南浜にも賑わいが戻っていました。
本日の釣果は、アイナメ(40cm)1、ウマヅラハギ2匹、カレイ1匹、アナゴ1匹、メジナ4匹、ウミタナゴ1匹、イシモチ14匹、アジ10匹、シマダイ30匹程度でした。