2000年2月5日(土曜日) 鹿島港

魚拓用の魚

ここ暫く、2週おきの釣行が続いています。ノビタさんも諸事情でお休み中のようなので、湊さんの釣行回数が際立ってますね。湊さん、頑張って下さいね(^^)

さて、今週は、先週学んだカラー魚拓を実際にやってみるための魚を釣りに行くことにしました。ともかく、何でもいいから魚が釣りたい、ということで、鹿島某堤に決定です。

8時過ぎに出発し、堤防到着は10時前。天気がいいこともあって、結構多くの人が入っているようです。自転車で様子を見ながら進みます。

根元辺りは外側のテトラでの黒鯛師が多いようです。50センチクラスをちょうど釣り上げた人がいました。中央部の高台辺りは内側の投げ釣りと外側のイセエビ釣り。しかし、いずれも芳しくないようです。内側でちびメジナが釣れたのを見ただけです。

「メジナなら魚拓が簡単そうだね。」

「青と黒でいいかな。どっちの色が先だろう?」

「やっぱり青じゃない?」

などと言いつつ、先端を目指します。テトラが切れた辺りからは、外側は黒鯛釣りとかご釣り(これも狙いは黒鯛か?)の人が多く、結構な人出です。やはり中門が壊れているのが影響しているのでしょう。

先端部の高台には投げ釣り師が3人。しかし何も釣れていないようです。先端はなぜかがら空きです。

今年の初アイナメ

000205p1.jpg (6848 バイト)我々はいつもの場所に荷物を下ろし、早速投げ釣りの準備です。私はいつものように4本の投げ竿を準備します。きむさんは2本を投げ込み、3本目で足元を探っているようです。

私が4本目を準備し終わる前に、きむさんが本日1匹目を釣ります。30センチのアイナメです。ここのアイナメとしては少し小ぶりですが、今年初めてのアイナメなので、写真撮影です。

その後はパッタリ当りが途絶えます。私はサビキ竿を作ってサビキも試してみますが、全く当りが出ません。仕方が無いので、浮きを眺めながらぼんやりしていると、きむさんがやってきました。

「がくさん、あの竿、当ってるよ。」

「え?鈴の付いてるやつ?」

「うん。りんりん鳴ってたよ。」

000205p2.jpg (6028 バイト)そこで、戻って上げてみますが、何も釣れていません。で、また投げ込んで、サビキ竿へ。すると、またきむさんがやってきます。

「がくさん、またあの竿当ってるよ。」

「ほんとに?」

今度はゆっくりと戻りますが、当りがどんどん激しくなっているようで、鈴の音が聞こえてきました。先に着いたきむさんが大きく合わせます。上がってきたのは、先ほどきむさんが釣ったのと同じサイズの30センチのアイナメ。これで二人とも魚拓用の魚を確保しました。私も今年の初アイナメです。

カレイ出現!!きむさん絶好調

000205p3.jpg (9379 バイト)この直後、きむさんが、自分の竿を見て走っていきます。どうも当りがあったようです。

「がくさん、タモお願い。」

「お?大きい?」

「うん。カレイ。」

上がってきたのは30センチを超える良型のカレイでした。きむさん今年の初カレイです。

000205p4.jpg (13049 バイト)カレイが釣れては、気合を入れざるを得ません。全ての竿の餌を付け替え、投げ込みます。しかし、時合いはここまでだったようです。当りがぱったりと止まります。この後釣れたのは、メゴチとちびタコだけ。きむさんもドンコとメゴチ以外釣れません。

2時間ほど何も当りの無い時間が過ぎましたが、周りの人がぽつぽつとアイナメを釣り上げ始めました。外側で釣っている人には大型のソイ、黒鯛、ひらめなどが釣れます。我々だけが何も釣れずに取り残されています。

しかし、この不調を破ったのは、またもきむさんでした。

「がくさん、タモ。」

「なに?」

000205p5.jpg (11950 バイト)「何かな・・・あ、カレイだ。」

「お、2匹目じゃん、やったね。」

と、タモ入れをして上げます。

「あれ?これマコじゃないよ。ナメタだ。」

「本当だ、形が違うね。」

釣れたのは、ババガレイ(通称ナメタガレイ)でした。

「写真撮ったら?」

000205p6.jpg (9908 バイト)「実はカメラが壊れてて、撮ることは出来るんだけど、消すことが出来ないんだ。もうカードがいっぱいなんだよ。」

「じゃあ、普通のカメラで撮っておくね。」

「うん、お願い。これでまた図鑑に新種が追加だ。」

ということで、最後にきむさんがナメタガレイを釣って今日の釣りを締めくくりました。5時半過ぎに納竿です。

結局私の釣果は、アイナメ1匹(30センチ)、メゴチ1、アナゴ1、チビダコ1、ドンコ数匹(リリース)に終わりました。まあ、この時期としては、こんなものでしょう。きむさんは、マコカレイ1(35cm)、ババガレイ1(32cm)、アイナメ1(30cm)、メゴチ1、ウミタナゴ1、ドンコ数匹(リリース)でした。きむさんは、この時期としては好調ですね。

次の日、きむさんの家に行って、ナメタガレイの写真を撮らせてもらいました。きむさんの娘の優香ちゃんが嬉しそうにカレイを持って見せてくれました。優香ちゃんの釣り師デビューももうすぐかな? 

ちなみに、結局魚拓はとりませんでした。カメラの修理をしていたら、時間が無くなりました。でも、カメラは無事治りました。良かった良かった。釣ったアイナメは、メスの産卵後でした。アイナメの産卵は終わったようですね。ただ、きむさんの釣ったマコガレイはまだ卵を持っていたそうです。今年の産卵はどうなってるんだろう??

来週は三連休ですが、私は那須の温泉に行くので、釣りはお休みです。再来週はどうしようかな・・・・ちなみにその次の週はスキーでまた釣りはお休みです。この時期はあまり釣果がないので、2週に1回状況を見に行く程度にします。早く稚アユが始まらないかなあ・・・

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コメント

M・Tさん: すごい釣果ではありませんか。胸さわぎがしますね。私が冬眠している間に あのあたりの魚を全部釣ってしまわないよう お願いします。 聞くところによると 先端部は 刺し網がはいっているそうで 漁師が網をあげる光景をみた人によると カレイがたくさんかかっていたそうです。 あのあたりを 漁場にしてほしくないな。

Gaku:とても全部釣りきるなんて出来ませんよ(^^;;; 先端部では確かに漁船が堤防のすぐ目の前で作業をしていました。獲物は見えませんでしたが、網は沢山入っているようです。私は蛸壺のロープに竿を持っていかれそうになりました。

自転車の旅人さん: あいなめ、かれいとは、いいなあ・・・・(^^)僕には、ウニが精一杯ですもの。(^^;;; ちなみに、先日、江ノ島に行きましたが、5人で、べら1匹と、小がに1匹だけでした。 でも、それは、僕がぜんぶ釣ったんです。(^^;;; 城ヶ島辺りも釣れそうですよね・・・。