2000年8月5日(土曜日) 鹿島港
きむさん緊急復帰!!
米国出張で2回週末に釣りに行けなかったので、久々の釣りです。
ところで、トップページから「お知らせ」のページを見つけて読んでいただいた方はご存知の通り、FFつくばは今年の10月頃を目処に閉鎖することになりました。そこで、10月までの間、きむんさんが可能な範囲で緊急復帰してくれることになりました。5日の土曜は復帰初日です。但し、土曜は私の車は車検に出ているし、きむさんも所用があり、午後1時出発ということになりました。午前中に車を受け取って迎えに行きます。
「きむさん、釣りに行っても大丈夫なの?」
「うん、釣果さえあればね(^^)。でも、今日の釣果が今後の釣行に影響するから、今日は確実な釣果がほしいな。」
「じゃあ、やっぱり某堤でアジかな。ワカシやカンパチも来てるみたいだしね。」
「そうだね。ワカシが来ていると嬉しいな。夜になればアジは釣れるよね。」
「ランタン準備してきたから大丈夫だよ。暗くなったら使おう。」
「うん。今日は夜10時が満潮だから、そこまでかな。ちょうどいい潮なんだよね。」
とうことで、某堤釣行が決定です。今週は準備時間がなかったので、途中上州屋でコマセとサビキを購入し、イソメを鹿嶋釣り餌センターで買います。
「M・Tさん、まだいるかなあ・・・」
「もう帰ってる頃だよね。会えるとしても駐車場かな。」
「アジのたたきさんは来るかな。」
「昨日の夕方に来たかもね。『悪い友達』がいればまだ釣ってるかも。(笑)」
などど話しながら、某堤根元に到着。そこでちょっと自転車修理をしたので、根元出発は3時半になりました。午後4時頃にポイント着です。
最初は餌釣り
「Gakuさん、どこで釣る?」
「僕はここでカンパチ用の小魚を釣ろうかな。きむさん、どうする?」
「じゃあ、付き合うよ。」
ということで、小魚ポイントで小アジ釣りです。下を覗くと、小アジのような魚が泳いでいます。早速小針のサビキを準備します。きむさんはスキップバニーでワカシを探すようです。
サビキを下ろすと、魚が寄ってきました。しかし、アジとは違う当たりです。釣れて来たのは10センチほどのムツでした。
「ムツだよ〜〜。 ムツでも餌になるかなあ・・・」
「いいんじゃない?サイズは良さそうだよね。」
まあ、カンパチはヒラメに比べると何でも食うという印象があるので、ムツでも使えなくはないでしょう。そこでさらに釣ります。2匹目はウミタナゴ、3匹めにまたムツ、そして4匹目にやっと小アジが掛かりました。ムツとアジ合わせて3匹の小魚を何とか確保です。
きむさんはスキップバニーをあきらめ、別の場所で釣り始めたようです。私は正面から太陽を受けるのが辛くなったので、反対側で泳がせ釣りとサビキ釣りをすることにしました。
しかし・・・・こちらは何も釣れません。泳がせ釣りはともかく、サビキにも何もきません。あまりに暇なので、ジェット天秤に弓角を付けて投げてみましたが、それも音沙汰なしです。
きむさんはだいぶ遠くで釣っていますが、やはり釣れていないようです。堤防上はすごい暑さで、とても魚が釣れる気分ではありません。それでも、ふぐが1匹釣れましたが・・・・・
夕マズメのアジ
夕方になり、やっと過ごしやすくなった頃、浮きが消えます。上がってきたのはなんと3匹・・・ですが、ふぐが2匹で、アジはふぐより小型の15センチほどです。それでもやっとアジが釣れたので、希望が出てきました。50メートルほど右では、良型のアジもきたようです。
小アジを何匹か釣った後、私の竿にも来ました。久々の良い引きで上がってきたのは25センチ超の良型アジです。ちょうどその頃きむさんも戻ってきました。
「きむさん、いま急にアジが釣れ出したよ。」
「じゃあ、道具持ってこよう。」
「きっと時合いは短いと思うから、早く釣ったほうがいいよ。」
と急がせますが、ちょうど夕闇が濃くなり、私の方も、普通の浮きから電気浮きに換える必要が出てきました。
「あ、しまった。」
「どうしたの?」
「電池忘れた!!」
「浮きの電池?」
「ううん。ヘッドライトの電池。」
「単三かあ・・・それは困ったね。」
「最後の手段はあるんだけどね。デジカメをあきらめるっていう。」
ということで、デジカメから電池を取り出し、ヘッドランプにセットします。で、浮きも電子浮きに交換しますが・・・この中断中に時合いが終わってしまいました。
ランタン釣り
西の空には積乱雲が見えています。暗くなり、その下で雷が光っているのが良く見えるようになってきました。少し不安になりましたが、風向きが逆なのが幸いしました。雷は近づいては来ませんでした。
「もう夕方のアジの時合いは終わったみたいだね。」
「明かり点ける?」
「そうだね。どこでやる?」
「人がいない方でやろう。」
ランタン釣りは、周りに釣り人がいると、彼らの獲物を横取りしてしまうことになるので、他の人がいない場所でやるのが鉄則ですよね。回りも完全に暗くなったので、人がいない側でランタンを点けてしばらく放置します。私は、まだ前の場所でねばっていたので、まずきむんさんがランタンのそばで釣ります。すると、すぐにアジを1匹釣ったようで、知らせに来てくれました。
「釣れたよ。」
「もう釣ったの。じゃあ、私もそっちに移動しようかな。」
「うん、おいでよ。」
ということで、二人で竿を並べてランタン釣りをすることにしました。
ランタンの周りには、いろいろな魚が回ってきます。ボラの群れ、小型のアナゴなどです。太刀魚の大群も来ました。今年も太刀魚は順調に育っているようです。但し、サイズはまだ50センチ程度で、他の場所で釣れているのと同程度のサイズなので、狙うには早そうです。
アジの当たりはすぐに出ます。上がってくるのは15センチから18センチの小型アジです。しかし、場所を選ぶと25センチ超(最大30cm)の良型アジも来ることが分かりました。
そこで、竿を2本準備し、1本は小型アジの数釣りを、もう1本は良型アジを狙うことにしました。アジの刺身は小型アジのほうが圧倒的に美味しいので、小型だけ釣ってもいいのですが、釣り味が楽しいのはやはり良型アジですよね。仕掛けも餌もまったく同じですが、ちょっとした場所の違いでアジのサイズが違うのは面白いですね。
これから3時間、アジが釣れ続けます。ほとんど休む暇がありません。最初は楽しんでいたのですが、疲れてくると、しばらく当たりがこないでほしいと思うほどです。10時過ぎにはコマセも無くなってきました。
「きむさん、もうアジいらないよ。」
「そうだね。そろそろ止めようか。」
ということで、まだまだ釣れ続けていましたが、11時前に納竿としました。
結局釣ったアジは、15センチから18センチ程度の小型が48匹、25センチ以上の良型が17匹の合わせて65匹でした。きむさんも50匹前後のアジを釣ったようです。
その他には、ウミタナゴ2匹、ムツ4匹(1匹は活き餌釣りへ)、イワシ2匹、(以上キープ)小型アイナメ1匹、小型メバル1匹、ドンコ数匹(以上リリース)が釣れました。結局今日は投げ釣りをしなかったので、アイナメやドンコもサビキで釣ったものです。きむさんはアサヒアナハゼまでサビキで釣りました。
小型のアジは予定通り刺身とナメロウになり、大型の大半はお裾分けで配られ、一部が干物になりました。豆アジの刺身はあゆみも大好きなので、大喜びで食べていました。
さて、夏休みが始まりますね。次はどこに行こうかな・・・
コメント
よしひでさん: 今度、12日に鹿島方面に釣りに来ます。おすすめの場所なんかをお願いします。
ちなみに、東京都からお伺いします。また、今は主に何がつれているのでしょうか??
また、近くに、銭湯や、温泉、ちょいと安く入れるお風呂みたいな施設?はありますか?
情報をお願いしますGaku:この情報だけではなんとも・・・・投げ釣りですか? サビキ釣りですか? 時間は昼?夜? とりあえず、鹿嶋港内なら、今はどのポイントでも同じようにアジやイワシ、それにキスやメゴチが釣れると思います。ビギナーなら釣り公園か公共埠頭、ベテランなら北新堤防がお勧めです。
ところで、「銭湯や、温泉、ちょいと安く入れるお風呂」は知りません。どなたかご存知の方、フォローしてください。harudanjiさん: 釣り場はGakuさんのお薦めポイントがベストだと思います、お風呂は、神栖町にある、町営の湯楽楽(ゆらら)があります、通常は月曜日が休み、盆休みは未確認ですが・・、ここはまだ新しいですよ、入浴料、大人500円です。 国道、知手の信号から海に真っ直ぐ向かい、千人画廊(堤防に描いた絵)の手前の信号を左折して運動公園右に見て少し行くと看板がありますのでそこを左折するとすぐです。 宿泊設備も完備してますよ(大人5000円)だったかな? たしか、海浜運動公園?、公共埠頭からも近いですよ。
Gaku:harudanjiさん、ありがとうございます。そんなところに風呂があったとは、全然知りませんでした。私も利用してみようかなあ・・・