20054月30日 土曜日 

イシモチ調査第4回

昨日の調査でイシモチの姿は確認したものの、まだ釣っていません。そこで、今日はイシモチの初釣りに出撃です。朝6時半頃出発。7時半頃釣り場で竿を出しました。

釣り場には先着の釣り人が一人。今釣りはじめたようです。早速その近くに陣取ります。今日は海が少し荒れ気味で、イシモチ狙いには最適の濁りが入っていますが、釣り場に波がかかるので、この波を避けながらの釣りになりました。

とりあえず投げ竿を1本作り、投入です。ここでの釣りは、ポイントまでの距離が近く、テトラもあるので、PEラインの置き竿は、針掛りも悪いし、テトラに絡むしで難しいのです。投げ竿の手持ちであたりに合わせる釣りになります。

しかし30分ほど釣っても、当たりがありません。あまりに当たりがないので、もう1本竿を準備し、こちらは秋刀魚の身餌で遠投をすることにしました。遠投であれば置き竿でも大丈夫ですが、普通イシモチはそんな遠くにはいません。まあ、保険の1本という感じです。

あちこち探っていると、突然竿に当たりがあります。久しぶりのイシモチのあたりです。合わせますが、魚が着いているのかどうか判らないほどの軽さです。不思議に思いながら巻き上げると・・・・・なんと14センチほどの小型のイシモチでした。しかし、本年最初の一匹ですから記念のキープです。

その後また30分当たりがありません。釣り人がポツポツとやってきます。様子を聞かれますが、ミニサイズ1匹と答えるしかありません。しかし、ついに次の当たりが来ました。今度は、仕掛けに魚が付いているのがはっきり判ります。上がってきたのは23センチほどのレギュラーサイズのイシモチでした。

これに気をよくしたので、遠投してあった置き竿を上げてみると、何だか重い感触です。上がってきたのは50センチほどのアナゴです。アナゴはいらないなあ・・・・と思いながら雑に抜き上げた瞬間、ハリス切れ、アナゴは私の頭の上を越えて反対側の海に落ちていきました。

まあ、今日はアナゴは狙っていないので、この遠投竿は納竿とし、一本竿の手持ちだけに徹することにします。その後またしばらく当たりがありません.。30分後、やっと次のあたりです。これは明確なイシモチの当たりでした。合わせると、ずっしりとした重さが伝わってきます。これは久々の良型のようです。上がってきたのは、30センチの立派なイシモチでした。

あたりは少ないものの、徐々にサイズアップしているので、気分は爽快です。しかし、その30分後の当たりで上がったのは18センチ強の小型、オマケに、50メートルほど先の海面に何やら黒いものが時々顔を出します。ススナメリです。スナメリが来てしまっては、魚が逃げてしまいます。きっとイシモチもどこかに隠れてしまったのでしょう。全くあたりがなくなります。ちょうど餌も切れたので、納竿としました。

結局3時間ほどで4匹の釣果でしたが、今年初のイシモチを釣りましたし、30センチの良型もGetしたので、満足でした。