20164月上旬

今回の狙い

今年の春は風が強く、なかなか良い釣行日に巡り合えません。しかし、ついに、良い感じの週末です。でも、この週末は、今年唯一の潮干狩りのチャンスでもあります。

ボート仲間の多くが内房出航を決める中、ちょっと迷います。というのも、お仲間の一人草刈りエンジンさんから電動リールを譲ってもらえることになったので、それを受け取りに行く必要があるのです。

しかし、この受け取りは義弟が代行してくれることになったので、きむさんと相談し、やはり年に一度の潮干狩りに行くことにしました。

狙いは当然ハマグリですがヒラガイも美味しいので好きです。ただ、昨年はヒラガイ(コタマガイ)が殆ど取れませんでした。さて、今年はどうでしょうか。

去年より10日早いので、水温の低さも心配です。去年は水が冷たくて大変でした。今年は、それも考えて、ウェーダーも持ち込みます。ウェーダーでは足の裏の微妙な感覚が無いので、なかなか潮干狩りには不向きですが、寒さには強そうです。

サーファーと入れ違いで潮干狩りへ

現地に到着してみると、車が沢山止まっています。

しかし、これは、サーファーの車でした。

潮干狩りはまだほとんどいません。

時期的に早いということでしょう。

我々も早速開始です。結局きむさんは水着で、私はウェーダーで参入することにしました。

潮が引きはじめた海岸で早速掘ってみますが、小型のハマグリばかりで、大きいものが取れません。

まだ潮があまり引いてないので、沖に出れないせいだと思われます。

小さいものの中から、少しでも大きいのを選り分けてキープしますが、まともなサイズのハマグリは1つだけでした。

場所替えでヒラガイポイント発見

きむさんは、どんどん南下して戻ってきません。もしかしたらよいポイントを見つけたのかなと、私も少しずつ南下します。潮も引いてきて、少し砂浜が出てきました。しかし、昨年のような中洲状態にはなりません。

とりあえず波打ち際で掘っていると、5センチ弱のヒラガイがぽつぽつ捕れるようになりました。大きなヒラガイも1つだけ取れました。

そして、10センチほどの大型の貝も発見。しかし、ハマグリっぽくないので、バカガイかな?って感じです。

その頃きむさんが戻ってきました。

「どう?」

「ダメだね。」

「あ、そうなんだ。戻ってこないから、沢山とれてるのかと思ったよ。」

「いや、取れないから、ちょっと掘って、また移動して、を繰り返してたら、どんどん進んじゃっただけだよ。」

「あ、そうだったんだ。」

「そっちはどう?」

「ここはヒラガイがぽつぽつとれるよ。ハマグリは全然いない。」

「大きいの一個あるじゃん。」

「これ、バカガイだよ。」

と言っていたのですが、近くで掘っていたおじさんが、それはハマグリだと教えてくれました。

ハマグリも大きくなると模様が変わるのですね。

大型ハマグリもう一つ

ヒラガイポイントはヒラガイしか取れずに飽きたので、少し移動しながら探していると、ついにまた大物を発見しました。これは確実にハマグリです。

これで、やっと家族分の大型が揃いました。

その後は、小型のハマグリしか取れず、待っていた中洲は現れないまま潮が満ちてきました。

海の様子は一年たつと全然変わってしまうのですね。

今日の釣果

ということで、今日の釣果は、大型ハマグリ2個(写真の上二つ)、大型ヒラガイ1個(写真の右下)、中型ハマグリ5〜6個(写真の左右の上半分)、中型ヒラガイ20個程度(写真中央および下半分)、小型ハマグリ多数(お吸い物用に一部持ち帰り、大半はリリース)でした。

大型のハマグリとコタマガイ全てを酒蒸しにして、中型・小型ハマグリはお吸い物の具になりました。

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