2016年5月下旬
今回の狙い
5月後半から6月前半は忙しい日々が続きます。それでも釣りには行きたいので、隙間を見つけて釣行です。
今回は、風も波も全くありません。外房でも大丈夫そうです。
「今週は外房行けそうだね。」
「やっとイサキ釣りができるね。」
「マダイも釣りたいなあ。」
ということで、義弟に連絡すると、義弟は早朝から出てマダイを狙うそうです。
「じゃあ、お土産用に40センチくらいのサイズを3匹釣っといてね」
とお土産予約をして、我々はいつも通り出発です。
内房より外房の方が遠いのですが、渋滞もなく順調に到着します。
出航は楽な場所なので、いつもより早く、9:00に出航できました。
イサキ釣り場に直行
今日は外房としては希に見る最高レベルの天候です。波も風もありません。
こんなに平和な外房は初めてです。
「アジポイント行く?」
「釣れるかな?」
「一艘ボートがいるねえ・・・・でも動きが無いねえ。」
「釣れてないのかな。」
「折角だから平和なうちにイサキ行こうか。」
「そうだね。イサキの方がいいね。」
ということで、イサキポイントに向かうことにしました。
ポイント到着は9:20分です。ゆっくりポイントを探ってみると、魚影があります。
早速釣り開始です。
仕掛けを底まで入れると、すぐに小さなあたり。しかし、これはササノハベラでした。
仕掛けを下げ過ぎたようです。
魚探には時折群れが写ります。
「きむさん、ここに群れがいるよ。釣ってみて。」
ということで釣り始めると、きむさんにすぐに当たりです。
上がって来たのは、まあまあのイサキでした。イサキが居たので一安心です。
私にもすぐにイサキが来ます。小型ですが、狙いのイサキなので嬉しいですね。
簡単に二匹釣れたので、今日はイサキ爆釣か、と思ったのですが・・・・その後釣れません。
義弟に電話してみると、タイはダメだったようです。
しばらくすると義弟が走ってきました。
「朝はタイが釣れたようだけど、間に合わなかったよ」
「あ、そうなんだ。」
「カサゴいる?」
「うん。もらう。」
「珍しい赤エソも釣れたからキープしといたよ。」
ということで、図鑑用に赤エソももらいました。写真集に追加しました。ついでにオキトラギスも一匹ついてきました。
さて、その後もイサキ釣りを続けますが、なかなか釣れません。
時々群れがいるポイントの上を通るのですが、すぐに流されてしまうのです。
しかし、不思議なことに、糸は真っ直ぐ下に降ります。風で流されるときは糸が斜めになるはずです。
実際、風は弱いのに、なぜこんなに流されるのだろう・・・と思ったら、実は潮流でした。
今日は潮の流れがすごく速いのです。時速2kmでボートが流されます。
イサキの群れが居ても、あっという間にその上を通り過ぎてしまうので、釣れないのです。
義弟は、朝から釣っているので、これで上がっていきました。
アンカリングしたら川の釣り?
仕方ないので、アンカリングして釣ってみることにしました。
群れの近くでアンカリングしますが、なかなか群れの真上には入れません。
そのうえ、アンカリングすると、潮が川のように流れているので、仕掛けがどんどん流されてしまい、どのくらい深くに沈んでいるかが分からないのです。
イサキ釣りは棚が命ですよね。そのタナが取れないので、釣果が伸びません。
それでも、ポツポツとイサキやウマヅラを釣ります。
ウマヅラは良いサイズです。雌なので嬉しいですね。
しかし、川の流れが速くて釣りづらいので、流れの無いエリアにポイントを探しに行くことにしました。
マダイポイントでマダイ?
入ってみたのは義弟の見つけたマダイポイントです。
ここで、竿に当たりが出ます・・・・が小さい当たりです。
上がってきたのはマダイですが・・・・
先週のキダイよりさらに小型でした。
リリースしようと思ったのですが、針を飲んでおり、救命できませんでした。
結局この場所はダメでした。
海には結構赤潮が出ていましたが、表面だけなので、釣りには影響していない様子でした。
暫く流れのないあたりで釣りますが、釣果は伸びませんでした。
イサキポイントに戻る
「ダメだね。どうする?」
「釣り難くても、さっきのポイントに戻るしかないね。」
「じゃああ、そうしよう。」
ということで、先ほどの流れの中に戻ることにしました。流れは少し弱まったようですが、それでもまだまだ流れます。
今回はアンカリングせず、流しながら釣ることにしました。
運よくイサキの群れの上を通ると釣れますが、一匹です。
ウマズラの大型も釣れました。
」
しばらく釣っていると、近くに鳥がやってきました。
何を食べたいのかなと思ったら、コマセのオキアミのようです。
相当人になれているようで、追い払っても全然逃げません。
試しにタモ網で捕まえてみたら、簡単に捕まったので驚きました。
ということで、この鳥も釣果に・・・するわけにもいかないので、逃がしてやると、またその辺でオキアミ食べています。全然逃げないのが不思議ですね。タモ網で捕まえられるのにも慣れているかのようでした。
この鳥に癒されましたが、釣果の方は伸びません。
「この流しで終りにして、アジ釣り行ってみようか。」
「いるかな?」
「義弟が、今日は昼頃もアジが釣れてたって言ってたよ。」
「そうなんだ。じゃ、行ってみようか。」
ということで、イサキ釣りを終え、アジ釣りに向かいました。
アジ釣りは不調
アジポイントに入ってみると、確かに色々な魚がいます。アジの群れもありますが、イワシのような群れもあります。
ともかく釣ってみようということになりましたが・・・・釣れません。
しばらくして、やっときむさんが1匹、ウルメイワシを釣りました。
「やっぱりイワシだね。」
「う〜ん、でもアジっぽい群れもあるよ。サビキにしてみるよ。」
ということで、私はサビキにチェンジです。しかし、釣れません。
やっと釣れた一匹は、コサバでした。
アジはいないのかあ・・・・と思っていたところで、きむさんに当たり、上がってきたのはアジでした。
「アジがいたね。」
「じゃ、真面目に釣ってみよう。」
ということで、狙ってみると、またきむさんに良型のアジです。しかし残念、これは手元で落ちてしまいました。
「でも、アジがいることは確実だね。」
「2匹いるなら、もっと釣れそうだね。」
ということで、アンカリングして、真面目にアジを狙いますが・・・・・・・釣れません。
私もアジは釣りたいと思い、16:00過ぎまで粘りましたが、結局釣れませんでした。
ついにアジは諦めて、16:20分ころ納竿して帰りました。
今日の釣果
ということで、下の写真は二人分の釣果+義弟のくれたカサゴ・アカエソ・オキトラギスです。
今日の私の釣果は、イサキ4匹、ウマヅラ2ヒキ、ササノハベラ2匹(1匹リリース)、オキトラギス一匹(リリース)、小サバ1匹(リリース)でした。今日は天候は良かったものの、潮が速く、我慢の釣りになりました。まあ、釣果はそれなりに揃ったので、良かったかな。
ちなみに、今回ウマヅラハギがいつの間にかムニエルになっていたのですが、これが美味しかったです。ムニエルなら雄でも全く問題ありませんね。
また食べたいなあ・・・
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