2016年6月上旬
今回の狙い
一昨年、ノビタさんと遊漁船のカレイ釣りに行きましたが、昨年はあまり釣れてないな〜〜と思っているうちに釣期を逃してしまいました。
今年もあまりカレイは釣れていないようですが、5月になって、それまで沈黙の続いていたノビタさんのHPが突如復活し、ノビタさんがカレイ釣りに嵌っている様子が分かりました。そこできむさんと相談し、ノビタさんに会いに行くことにしました。
連絡してみると、ノビタさんの出撃はいつでも大丈夫とのことですが、我々の日程がなかなか空きません。
できればお客の少ない平日で、あまり揺れない波の無い日が良いのですが、5月には休める平日が一日しかなく、6月も殆どありません。
カレイは5月一杯が最盛期で、6月になると釣果も落ちるとのことで、できるだけ早く行きたいところです。
しかし、5月の平日はノビタさんと連絡が上手く取れず流れ、次の6月に賭けます。
2〜3日前から天気予報とにらめっこです。行けそうだなと思ったところにノビタさんからメールです。
「ノビタです。この週末近辺は、予報では天気も海も良さそうですが・・・。どうしますか?」
きむさんに連絡をしてみると、きむさんも出撃できるということで、早速ノビタさんに連絡して船の予約をして頂きました。
2年ぶりのカレイ釣り、出撃決定です。
しかし、ここで大問題が。まず、私が釣り二日前の出張中に足を負傷して、満足に歩けなくなってしまいました。そのうえ、この日の前日は終日仕事が入っており、夜も帰宅が12時を過ぎそうなので、カレイ釣りには徹夜出撃になりそうです。
これがボート釣りなら絶対行けないところですが、座って釣りのできる船なら何とかなる気がします。左足の怪我なので、運転にも支障は無さそうです。徹夜なのは不安ですが、天気予報では波がなさそうなので、大丈夫かなと軽く見ました。
当日は、やはり仕事から帰って準備したら寝る時間が無く、徹夜で出発となりました。
3:10分にきむさんをピックアップし、イソメエサを購入したうえで釣り場に直行です。
船の出発は5:00ですが、ノビタさんは4時には到着して準備中でした。
我々も、4:30前には到着。早速乗船です。
鹿島灘まで遠征
今回は仙昇丸という大型船です。35人乗れる船ですが、2人以上集まれば出航してくれます。今回は、我々3人+1人の計四人。船長を加えても5人という、余裕の船内で広々と釣ることが出来そうです。
我々は船の左舷に3人で場所を取ります。
先端(ミヨシ)側がノビタさん、一番揺れない胴あたりがきむさんで、私は後ろ(トモ)側に陣取ります。
歩けない私を気遣って、きむさんやノビタさんが荷物を運んでいろいろ準備も手伝ってくれました。大感謝です。
午前5時、日出とともに出航です
船長が、「今日は走るよ。鹿島の方に行くよ」とのことで、釣り場まで、暫くは走るようです。
港の外に出てみると、意外と波があります。
天気予報は、先日の外房と同じ感じだったのですが、大きなうねりが時々入るので、結構揺れます。
この揺れの中、船は高速で南に向かいます。
30分以上走って、鹿島の近くまで到着しました。
ここもまだ波があります。
この揺れは、どうも危険だと感じたので、ここで酔い止め薬を飲みますが・・・・ちょっと遅かったようです。どんどん気持ちが悪くなります。
5:45に釣り開始。根掛かりが時折ある場所です。
二年ぶりのカレイ釣りですから、小突き方から思い出しながらの釣りです。
ムシガレイは簡単に釣れたが・・・・
15分位したところで、当たりが出ます。
しかし、イマイチ小さい当たりです。
上がってきたのは35センチほどのムシガレイでした。
それでも久々のカレイなので、嬉しいですね。
何度か場所替えをしながら釣りますが、なかなか釣れません。
たまに重くて動かないものが掛かり、タコかな・・・と期待するのですが、ホヤ付の石です。
このホヤに針が掛かってしまうのです。
この石を何度か釣りました。
ムシガレイも、その後2枚追釣しますが、その後ばったりと当たりが止まります。
寝不足と船酔いでダウン
船酔いの方は、どんどんひどくなり、ついに吐いてしまいました。
一旦吐くと少し楽になるので、また釣りますが、そのうち、また具合が悪くなります。
当たりはといえば・・・時折針掛かりはするのですが、バレてしまいます。2年前の仕掛けを使っているのがまずいのかと、途中で仕掛けを変えてみましたが、今度は当たりさえなくなってしまいました。
8時半頃には、遂にダウンし、船の後尾で横になって寝ることにしました。
その間も、きむさんとノビタさんは釣り続けています。
しばらく寝込んでいると、船長から声が掛かります。
「寝てる人も起きて釣ろうね〜〜」
この声で、ゆっくり起き出して、釣りに復帰しますが、今度は眠気が襲ってきます。
小突いている竿を何度も海に落としそうになります。
半分寝ながらのカレイ釣りになってしまいました。
やっとマコガレイ
その間にノビタさんは順調に釣果を伸ばし、63pのイシガレイまで釣りました。ヒラメのように大きいカレイです。
きむさんも大型のマコガレイを釣っています。
マコガレイを釣っていないのは私だけになったので、船長も心配そうです。
そうこうしているうちに、やっと良い当たりで針がかりしました。これはムシガレイでは無さそうです。
上がってきたのは、40センチを超える立派なマコガレイでした。10:55分です。
「これで全員マコが釣れてよかった」
と船長も嬉しそうです。
私もこれで満足です。またも睡眠釣りモードです。
やはり徹夜で釣りに来れる歳ではなくなっているということですね。昔は徹夜で釣りに来ても、全然平気で釣りができたのですが、もうダメですね。
ボートでも、徹夜で出ると酔うので、徹夜モードは無理のようです。歳を取ったことを痛感しました。
12時を過ぎ、終戦時間です。船長がタモ網などを片付け、スパンカーの帆を片付けています。
12:08、船長からアナウンスです。
「はい、今日はご苦労様でした。これで終わります。」
ということで、巻き上げます。すると、なぜか重いのです。しかし、魚の感触はありません。
暴れないけれど、重いな〜〜〜と思いながら上げていると、カレイの姿が見えてきました。それも二匹です。
既にタモが仕舞われていたので、タモがありません。
「きむさん、タモ取って」
と言っていると、船長が駆けつけてくれ、2匹をうまくタモ入れしてくれました。
「ここでマコ2匹とは〜」
と船長も驚いていましたが、私も驚きました。
まあ、これで我が家には十分な釣果となりました。
また30分走って港に戻ります。
最後に、三人で記念撮影をしました。ノビタさんのカレイが大きすぎですね。きむさんのカレイも良いサイズでした。
今日の釣果
ということで、今日の釣果です。私の釣果はマコガレイ3、ムシガレイ3でした。数だけならノビタさんと同点ですが、質が全く違いました(笑)
マコガレイは刺身と煮つけに、ムシガレイは干物になりました。
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